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重要文化財(建造物) 旧松本家住宅

 旧松本邸は、わが国産業界の重鎮・松本健次郎(1870~1963)の旧宅で、大規模な洋館と日本館、数棟の付属室からなる明治後期の典型的な貴紳住宅です。

 洋館の設計は、日本近代建築の先駆者・辰野金吾(1854~1919)の主宰する辰野・片岡事務所が当たり、日本館の設計は、洋館の建築監督をした久保田小三郎が行いました。

 洋館の外観は、絵画的な建築様式をとり、ハーフティンバー風の壁面とアール・ヌーヴォーの細部意匠にその特徴があります。

 日本館は、車寄玄関を持つ書院造りの建物で、大座敷・中央書院の二つの座敷をはじめ多くの居室があります。

 約1.3ヘクタールの広大な庭園の中に、静かなたたずまいをみせるこの和洋併設の住宅は、当時のまま現存する全国唯一の例として貴重であり、特に洋館は、明治の洋風住宅の到達点を示す名建築として高く評価されています。

〈上棟〉洋館・蔵:明治43年(1910)8月13日/日本館:明治42年(1909)10月11日

〈建築面積〉洋館:624.9平方メートル/日本館:466.1平方メートル

(北九州市教育委員会:旧松本邸前設置の立看板より)

旧松本邸 無料見学の催し

10月21日は、年2回開催される特別一般公開日であるため学会主催での見学会として計画ができないこともあり、見学会とは別に予約制(50名まで先着順)で見学の催しを九州支部として実施することになりました。

つきましては、見学を希望される方は下記のメールアドレスへご氏名と所属、連絡先メールアドレス記載して、申し込みをお願い致します。ただし、定員になり次第、誠に恐縮ですが応募を終了させていただきます。

*特別一般公開日ですが、予約制ですので、個人で行かれる場合は別途事前予約が必要になりますのでご注意下さい。

 

■見学日時: 10月21日(土)午前11時~12時(解説者なしで建物内自由見学)

■集合場所:小倉前駅(小倉駅北側階段)に10時30分集合後に貸切バスで旧松本邸へ移動、見学後は旧松本邸より小倉駅までバスで移動予定

■費用:無料

なお、直接旧松本邸に行かれる方はその旨をメールで申し込まれるときにお知らせ下さい。

■応募先:c-morinaga@kwuc.ac.jp 

「旧松本邸見学に応募します。ご氏名、所属、連絡先メール、携帯電話番号」を記載してメールにて申込をお願い致します。

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